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【耐久性レビュー】Mizuno WAVE REBELLION FLASH 2, 100km

Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。

2024年1月に発売されて、遅らせながら2024年10月に購入したミズノのWAVE REBELLION FLASH 2(ウェーブリベリオン フラッシュ2)のシューズレビューを履いて100kmを超えましたので100km時点の履き心地や耐久性のレビューをしていきます。

以下のスポーツショップからも購入可能です。

WAVE REBELLION FLASH 2のスペック

WAVE REBELLION FLASH 2は、「スピードは反発に宿る」をコンセプトに開発されたWAVE REBELLIONシリーズ2代目のうち、サブ3~3.5を目標とするランナー向けのレーシングシューズになります。ミズノ独自のスピードテクノロジー「SMOOTH SPPED ASSIST(スムーススピードアシスト)」が2代目から搭載されています。

スムーススピードテクノロジーは、フォアフット走行に近い効率的なランニング動作に導き、ふくらはぎ周辺の筋肉を疲労しにくくするテクノロジーです。ガラス繊維で強化されたナイロンプレートを柔らかさと反発性に優れたミズノエナジーLite+(上)とクッション性と軽量性を高めたミズノエナジー(下)の上下2枚のミッドソール素材で挟み込む3層構造になっていることで、クッション性と反発力、安定性を生む仕組みとなっています。

WAVE REBELLION FLASH 2のスペックやサイズ感など購入時のレビューについての記事も書いておりますのでご参考ください。

参考【シューズレビュー】Mizuno WAVE REBELLION FLASH 2

Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。 2024年1月に発売されて、遅らせながら2024年10月に購入したミズノのWAVE REBELLION FLASH 2(ウェーブリベリ ...

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Doktor Nakanoの基本情報

シューズの耐久性をレビューする上で、個人の体格や走力はシューズの耐久性に影響すると思いますので私の公開できる範囲での情報も参考情報として出しておきたい思います。

Doktor Nakanoの基本情報

  • 身長:166cm
  • 体重:56kg
  • 中学〜大学まで野球経験あり(ポジション:外野手)
  • 大学院時代に学内のマラソン大会に5年連続参加して、5回とも完走経験あり(完走タイム:4~4.5時間)
  • 大学院卒業後10年はスポーツは激減(大学院時代の体力はゼロに等しいと思います。)
  • マラソン PB:3時間38分33秒(ネットタイム、大阪・淀川市民マラソン、使用シューズ:NIke, PEGASUS 40)

 

Doktor Nakanoの使用用途

私は主に以下の用途で使用しています。

  • ペース走(私の総力で最速:4:20~5:00)
  • マラソンレース

使用用途はレースとレースを意識したペース走のみと絞った使い方をしています。

キロ5分よりも遅いジョギングに使用するにはかかとがないため不安定に感じますのでジョグでは基本的には使用していません。

 

100km時点での満足度・走り心地

100kmほど走った状態での満足度です。

(4.5 / 5.0)

購入時の感想から大きく変わっておりせん。2024年の神戸マラソンにも使用しました。

目標のサブ3.5は達成できませんでしたが、25kmくらいまでは順調なペースで走ることができました。

また30km走にも使用しましたが、SSA機能により、当日や翌日のふくらはぎの披露度合いが他のシューズに比べて明らかに低いと感じます。

レースシューズということもあり、やはり4分/km台のスピードから反発感に加えて安定感も感じるようになります。

5分/km台のスピードでは反発もあまり感じず安定感もすこし低下するように感じ、転がり感のみとなります。

上記のような感覚のシューズですので、100km以上履いた今でも普段ジョグには使用していません。

ただ、ペース走(渡しの場合4分半~4分50秒/km)などある程度のスピードで走る場合には非常に反発感と安定感と走ったとのふくらはぎを始め足の負担が少ない点はいい他のシューズにはない特徴だと思います。

このシューズを履くときはいつもよりもミッドよりに着地するように意識しています。そうすることでプレートの作用も受けより反発感があるように感じます。

また、ヒールフットになってもシューズ自体にSSAが搭載されていますのでシューズの踵部分が地面に接することはなく、SSA非搭載のシューズよりもふくらはぎへの負担を気にしなくていい点は着地に意識を集中しなくていいためいい点だと思います。

 

100km時点でのWAVE REBELLION FLASH 2の状態

100km走った時点のWAVE REBELLION FLASH 2の状態を見ていきます。

履いたそう時間は15時間16分です。

アッパー

エアメッシュアッパーで軽量かつ通気性がいい仕様になっておりますが、100km以上走った状態でもどこにも破れやスレはみられていません。

 

ミッドソール

ミッドソールは上層部のMizuno Enagy Lite+と下層部のMizuno Enagy となっています。

下層部のMizuno Enagyには少しシワが見られますが、上層部下層部ともに反発性やクッションの感覚は購入時から変化はありません。

【左足】

【右足】

履き口・シュータン

次に履き口とシュータンです。

レーシングシューズのカテゴリーですが、足首周りは厚めのクッションが入れられています。

履き口のクッションに破れやスレは見られていません。

インソールは取り外せない仕様となっています。ミズノのプリントも消えていません。

ヒールカウンター

基本的には左右対称の構造で、かかとは黄色いバンド部分に固いサポートが入っており補強がされていますのでヒール部分もサブ3~4のためにしっかりとかかとをホールドしてくれます。アウトソール部分はSSA構造のため、地面から浮いているがわかります。

ヒールカウンター部分の崩れもなく、ヒール部分は浮いていますので大きな削れなどは全くありません。

アウトソール

レースシューズとして気になるアウトソールは前足部の一部と土踏まずの部分を除いて全面に貼らており、100km走った状態でも蛍光ピンクと蛍光イエローのラバー部分は大きな削れやすり減りは見られません。

ミッドソールが見えている黒いところはすり減りがみられますが、ラバー部分がグリップを担っているので滑る感覚はなく購入時から変化は全くありません。

プレートが見えている真ん中の大きな縦の凹み部分は100km以上走ってもまだ石が挟まったことはありません。ロードでしか走っていないためかもしれません。

つま先と踵部分は大きく反り上がっていますので、私の走り方では地面に接することがなく比較的キレイなままです。

総評

WAVE REBELLION FLASH 2の100km時点での耐久性などのシューズレビューをしてきました。

前作からの大幅アップデートされてWAVE REBELLION Proに近づいき、初めて購入したレーシングカテゴリーシューズでかつグラスファイバーですがプレート入のシューズですが、吟味して購入しましたので100km以上走った状態でも非常に満足しています。

何と言ってもキロ4~3分台のスピードを出したときの反発感と安定性、そしてSSA構造による足の普段軽減は非常に驚いており、他のメーカーにはない特徴だと思います。

神戸マラソン2024に続いて、大阪マラソン2025にも使用予定でお坂マラソン後に200kmも超えると思いますので、2回目のレースでのいようと200km時点の耐久性をレビューしていけたらと思っています。

以下のスポーツショップからも購入可能です。

Doktor Nakano

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  • この記事を書いた人

Doktor Nakano

島根県産まれ。 東大大学院で博士号を取得。スウェーデン・アメリカへ研究留学後、製薬企業にて開発業務に従事中。 東大大学院入学・ビジネス・本レビュー・ランニング・マラソンを中心に情報を発信しています。マラソンPB:3時間38分33秒(ネットタイム、2023大坂・淀川市民マラソン)

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