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【耐久性レビュー】Nike Free Run 5.0, 200km

Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。

2023年7月に購入したNIkeのFree Run 5.0(フリーラン5.0)で走った距離が200kmを突破したので耐久性レビューをしていきます。

2023年7月にはFree Run Flynit NN (Next Nature)も発売されています。

以下のスポーツショップからも購入可能です。

Nike Free Run 5.0のスペック

ナイキフリーは2004年に発売された画期的なランニングシューズで、裸足で走るバイオメカニクスを模倣してデザインされました。

デザイナーのトビー・ハットフィールドとエリック・アバーが発案したナイキ・フリーは、スタンフォード大学で行われた、芝生の上を裸足で走るアスリートを観察する大規模な研究の成果であり、多方向への屈曲性を実現する深いサイプ(切れ込み)を持つ柔軟なアウトソールを特徴とする革新的なデザインで、このシューズは自然な足の動きを可能にし、ランナーによりミニマルなランニング体験を提供しています。

Free Run 5.0のスペックです。

Free Run 5.0の基本スペック

  • 重さ:約158g (25.5cm)
  • ドロップ:約8mm(自分で計測)
  • 用途:デイリートレーナー
  • 価格:¥12,100(税込)

新品時のシューズレビューと100km時点での耐久性のレビューについては記事も合わせてご覧いただけたらと思います。

参考【シューズレビュー】Nike Free Run 5.0

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参考【耐久性レビュー】Nike Free Run 5.0, 100km

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ベアフットブームを起こしたBorn to Runでワラーチは気になっているけれどもいきなりワラーチはハードルが高いという方にはNike Free Runのシリーズはおすすめです。

サイズ感

私の足の実測が25cmで、基本となるサイズは25.5〜26cmです。

Free Run 5.0では25.5cmを履いています。

Nikeは少し数字よりも小さいイメージだったのですが、Free Run 5.0は少し大きく感じ、25.5cm or 26.0cmで迷いましたが、26.0cmでは大きいすぎると感じ25.5cmにしました。

実際に25.5cmでもまだ親指0.5~1分は余裕があります。

同じNikeのPegusus 40でも25.5cmです。

他のメーカーのシューズではOn Cloudflow3では25.5cm、Hoka BONDAI 8では26.0cmを履いています。

参考になれば幸いです。ただ実際にお店に行かれて試し履きをされることをおすすめします。

 

Doktor Nakanoの使用用途

私は主に以下の用途で使用しています。

  • ジョギング
  • ウインドスプリント(流し:ダッシュの7~8割り程度の150mほどの短距離走)
  • 普段使い

Free Run 5.0はトレーニングシューズの位置づけとなっていますので、時間がないときでも走っておきたいときなどで、30分(5km程度)の距離のジョギングに使用したり、ジョギング後の流しに用いたり、さらに靴下のように脱ぎは気し易いため子どもの送り迎えや近所のスーパーに買い物に行くときなどの普段使いとしても使っています。

使用頻度としては1週間〜2週間に1回、主に5kmくらいのジョギングに使用しています。

足の動きに合わせて柔軟に動いてくれますので、ランニング以外の用途として、ジムなどのワークアウトとして使うにもいいと思います。

 

満足度

Nike Free Run 5.0で200km以上走った時点での満足度です。

(4.0 / 5.0)

100km時点と変わらない評価です。

初めて履いて走った時の印象は思ったよりクションがあるなというものから変わらず、200km走った状態でもそもそもクッショニングがあるシューズではありませんので、クッションニングの感覚は変わっていません。

時々履くことで脚の着地を意識でき、人本来の着地であるミッド〜フォアフットを意識し易いシューズです。

Pegusus 40やCloudFlow3、AdidasのAdizero SLなどのデイリートレーナーと比べてもソールは薄く裸足に近い感覚になりますので自然とフォームが意識できます。

反発はないため自然とスピードが出る感覚はなく、自分の意思で自由にスピードをコントロールできます。

普段は5分30秒〜6分/kmくらいのジョギングでフォームを確認しながら使用しています。

星を一つ減らしたのはやはり耐久性に難があるためになります。実際の状態は後述しますが、200km時点で引退に近い状態となっています。

Nike Free Runの最大の特徴ではありますが、アウトソールがなくミッドソールがむき出しのシューズのため、100 kmを超えた時点ですでにソールが相当削れており、200km時点では更に摩耗が進んでいます。

ミッドソールがむき出しが特徴であるのでアウトソールをつけるようなアップデートはしてほしくはなく、Nikeも仕様変更しないとは思いますが、その分もう少し価格を抑えてくれたら嬉しいなというのが率直な感想です。

 

Doktor Nakanoの基本情報

シューズの耐久性をレビューする上で、個人の体格や走力はシューズの耐久性に影響すると思いますので私の公開できる範囲での情報も参考情報として出しておきたい思います。

Doktor Nakanoの基本情報

  • 身長:166cm
  • 体重:56kg
  • マラソン PB:3時間38分33秒(ネットタイム、2023 大阪・淀川市民マラソン、使用シューズ:NIke, PEGASUS 40)

 

200km時のNike Free Run 5.0の状態

実際に200km以上走った状態を見ていきたいと思います。

現時点で履いた総時間は21時間12分です。

アッパー

 

汚れはありますが、200km走っても、左右ともに親指部分、小指部分も含めてヤブレや裂けなどは全くない状態です。

 

ミッドソール

【左足:外側】

【左足:内側】

【右足:外側】

【右足:内側】

ミッドソールは相当汚れはあり、少し後ろのかかとクッションにシワは見えますが、クッショニングのフィーリングも新品のときと大きく変わった感じはしません。

 

履き口・シュータン

次に履き口とシュータンです。

シュータンのくるぶし前方のあたりの紐のほつれや擦れは見えますが、やかかと周りのクッションも擦れや破れはない状態です。

インソールも、ナイキの円状マークのサンバーストマークがだいぶ削れて来ていますが、大きな破れなどありません。

 

ヒールカウンター

ヒールカウンタについては目立ったスレや破れはありません。

 

アウトソール

【使用前との比較】

購入した時の新品の状態から比べると、一つひとつの区画にある突起形状は全体的に左右ともに100km時点に比べてさらに削れてしまっています。

私はミッドフットからフォアフット気味の着地ですので、特に前足部の真ん中の指の付け根当辺りが一番削れており、切れ込み部分に削れたソールが見て取れます。

また、かかと部分にあるピンクラバーの外側の溝は左右ともに完全に削れていまして、"NIKE FREE"の文字はなくなってしまいました。

ちなみに下記が100km超えた時点での使用前との比較写真となります。100km時点と比べて全体的にソールの削れが進んだことがわかります。

[使用前との比較(100km時点)]

クッションニングの感覚は新品時点と変わっていないのですが、ソールは明らかに相当削れていますので、300kmまで持つかどうかもう少し履いていきたいと思います。

総評

Nike Free Run 5.0の200km以上走った時点での耐久性レビューをしてきました。

まだ200kmほどしか使っていないですが、ソールが全体的に相当削れてきていますのでどこまで持つかはわからないというのが正直なところです。

ただ、毎日履くシューズではなく接地感覚を養うため、または取り戻すためのシューズであり、ちょっとした外出用には使用しますが使用頻度は低く、実際購入してから1年経っている中で200kmちょっとであり、デイリートレーナーのPegusus40よりはやはり圧倒的に頻度は下がりますので、もう少し仕様できると思います。

ただ、Nike Free Runシリーズは250km~300km が一般的な耐久性と言われているようですので、300kmまで履けるかどうか今後も使用しきたいと思います。

2023年7月にはFree Run Flynit NN (Next Nature)も発売されています。

以下のスポーツショップからも購入可能です。

Doktor Nakano

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  • この記事を書いた人

Doktor Nakano

島根県産まれ。 東大大学院で博士号を取得。スウェーデン・アメリカへ研究留学後、製薬企業にて開発業務に従事中。 東大大学院入学・ビジネス・本レビュー・ランニング・マラソンを中心に情報を発信しています。マラソンPB:3時間38分33秒(ネットタイム、2023大坂・淀川市民マラソン)

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