Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。
2023年11月5日に開催されました第25回(2023年)大阪・淀川市民マラソンに参加しましたので、大会レポートになります。
公認記録大会としては2022年に参加しました第10回神戸マラソン以来の2回目の大会参加となります。
神戸マラソンではトレーニングをほぼせず、なんとかサブ5(ネットタイム:4時間55分31秒)というマラソンに対する姿勢がだめでしたので、今回はトレーニグを行って、サブ4を目指して大会に臨みました。
結果
結果をずばり見ていきます。
- ネットタイム:3時間38分33秒
- グロスタイム:3時間38分54秒
となりまして、見事サブ4を達成しました!
さらに自分の予想よりも早く、3時間38分という記録で完走でき、サブ3.5も見えるタイムとなりました。
順位は特に気にしていないですが、男女含めて全体で88位、男子のみで84位という順位でした。
以下が完走証になります。
【完走証】
大阪・淀川市民マラソンにエントリーした経緯
実は、2022年の第10回神戸マラソンに参加して自分へのリベンジとして第11神戸マラソンにエントリーしたのですが、抽選にはずれてしまいました。。。
せっかく練習していたので2023年にどこかの大会に参加したいと思い、RUNNETで大阪・兵庫で開催される大会をみてみまして、武庫川マラソンなども候補にしたのですが、ゲストに高橋尚子さんが来られる大阪・淀川マラソンにエントリーしました。
結果としては自己ベストを出せたということもそうですが、高橋尚子さんや森脇健児さんのゲストトークを聞けたり沿道の声援を頂いたり、ゴール時には高橋尚子さんとハイタッチできたりととてもアットホームな大会で楽しい大会でした。
大阪・淀川市民マラソンとは
大阪・淀川市民マラソンは、大阪府守口市にある国営公園「淀川河川公園外島・太子橋地区」を中心に、南北に隣接する寝屋川市、大阪市にわたって淀川河川敷沿いを走り、市民により運営されている大会です。
市民の参加および完走する事に意義を求め、市民自らがつくりあげる市民参加型のマラソン大会として1997年にスタートしています。
このマラソンは老若男女を問わず、勝つ事、速く走る事を主目的とせず、誰もが気軽に楽しめるマラソンで、日本で初めての市民による手作りの市民マラソンであると同時に、河川敷のみを走る日本で最初のマラソンでもあると大会HPに記載されています。
競技種目
競技種目は以下の3種で、年齢、制限時間と定員は以下のとおりです。
- フルマラソン(男女別18歳以上、制限時間:7時間20分、定員:7,000人)
- ハーフマラソン(男女別16歳以上、制限時間:4時間、定員:7,000人)
- 10kmマラソン(男女別小学校5年生以上、3,000人)
※いずれの種目も抽選ではなく先着順となっていますので、早めに申し込むことをおすすめします。
ちなみに、2023年大会は定員オーバーではありませんでしたので、エントリー開始から少し時間がたって申し込みましたが、参加することができました。
大会ゲスト
今回は25回大会とのことで、毎年ゲストで来られるシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんに加えて、走るお笑い芸人の森脇健児さんが来られました。
エントリー期間
第25回大会のエントリーは以下のとおりでした。
エントリー期間:2023年4月26日0:00~2023年9月30日 23:59
※大阪・淀川マラソンは抽選ではなく、先着順ですので定員に達し次第受付終了となりますので注意が必要です。
私の場合はエントリー期間終わる頃の9月12日にエントリーしましたがまだ定員に達しておらず受付できました。
RUNNETから申込みできます。
参加費
参加費は以下の通りとなっています。
- フルマラソン:7,700円
- ハーフマラソン:6,700円
- 19kmマラソン:4,000円
ランネット経由でカード支払いが必要となりますが、手数料495円がかかります。
また、前日のエントリー受付を会場まで行けない場合ゼッケンの事前送付をしていただけることが可能です。その場合、送付近として1,300円がプラスとして必要になります。
事前受付が土曜日ということもあり、私の場合は事前受付は現地ではなく送付していただきました。
ですので、合計で9,495円かかりました。
項目 | 費用 |
エントリー代(フルマラソン) | 7,700円 |
ゼッケンやパンフレット事前送付代 | 1,300円 |
支払い手数料 | 495円 |
参加費合計 | 9,495円 |
コースの特徴
いかがフルマラソン・ハーフマラソンのコース図になります。
コース図右下にある高低図をみていただくとわかる通り、最大でも5mという比較的フラットなコースとなっています。
フルマラソンの場合、25kmと35km過ぎにある山は、淀川大堰(よどがわおおぜき)という堰へ上がって渡るところの往復箇所となります。
その他は体感できるほどの高低差はないコースです。
ただ、ところどころ舗装されていない芝生や砂利道を走るところがありますので、足元に注意が必要となります。
ハーフマラソン
淀川左岸を川に沿って下り、毛馬閘門を抜け、淀川大堰(通常は通行禁止)を渡って、淀川右岸を下り、国道2号線・淀川大橋の手前を折り返して、もう一度、淀川大堰を渡って左岸へと戻り、守口のスタート地点がゴールとなります。
エイドは往復コースですので、同じ箇所にあり以下の地点となります。
5km, 10km, 15km
フルマラソン
淀川左岸を川に沿って上り、枚方の三矢地区まで上って折り返し、守口のスタート地点を通り過ぎ、あとはハーフマラソンと同じコースをたどります。
※コースは、ほぼ例年どおりですが、一部変更になる可能性があるとのことですが、25回大会はコース変更はありませんでした。
エイドは往復コースで、20km以降のエイド箇所はハーフマラソンと同じ箇所にあり以下の地点となります。
5km, 15km, 21km, 25km, 30km, 35km, 38km
エイドは、お水、スポーツドリンク、バナナ、塩飴等が用意されています。
10kmマラソン
淀川左岸を川に沿って上り、八雲野草地区、八雲地区バーベキューエリアを経て野球場の手前を川側へ折り返し、スタートゴールのある外島地区を経て、太子橋地区のバーベキューエリア手前を折り返し、外島地区まで戻り、このコースを二周し、守口のスタート地点がゴールとなります。
エントリー・受付
上述のとおり、第25回大会のエントリー期間は2023年4月26日0:00~2023年9月30日 23:59だったのですが、私の場合はエントリー期間終わる頃の9月12日にエントリーしましたがまだ定員に達しておらず受付できました。
事前受付は土曜日でかつ自宅から距離があったため、事前送付の申込みを申込時に行いましたので、1週間くらい前にゼッケンやパンフレットが自宅に届きました。
1,300円かかりましたが、交通費よりは安くすみました。
ランニングアイテム紹介
以下のランニングアイテムを使用しました。
- シューズ:ナイキ ペガサス 40
- ウエア:ルルレモン(lululemon) Fast and Free Road to Trail ランニングタンクトップ
- パンツ:ルルレモン(lululemon) Pace Breaker インナー付きショーツ
- ランニングベスト:ワークマン
- ソックス:ファイテン 足王 5本指
- ランニングキャップ:楽天市場で購入
シューズ
大会2週間前に購入したナイのキペガサ 40を使用しました。
OnのCloudflow3やAdidasのAdizero SLも検討したのですがまずは完走、サブ4が目的でしたので、42.195km走り切る安心感の観点でペガサス40を選択しました。
ペガサス 40のレビューや耐久性レビュー記事も参考にしていただければと思います。
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ランニングウエア
※:Amazonでは5,100円ですが、ワークマンでは1,900円です。
ソックスは厚手でサポートがあるファイテンの足王にしました。
足の指の皮の水ぶくれを避けるため、私は五本指が好みです。
ランニングキャップはブランド品ではなく、普段のランニング用に楽天市場で購入した安くて深めのものを被りました。
サングラス
晴れていましたので、集中するため野球をしていたときから愛用しているオークリーのサングラスを着用しました。
その他
その他として、音楽視聴用にSHOKZのOpenRunで音楽を流しながら走りました。
IPX67の防水防塵対応していますので、汗でも全く問題ありませんでした。
音楽を流してはいましたが、前半は走りに集中し、後半はキツさでも売ろうとしていたので音楽を楽しむ余裕はありませんでした。。
大会当日
大会当日を振り返って行きたいと思います。
天気
大会当時の天気は、晴れでしたが、11月に入ったにもかかわらず20℃超えの天気となり、マラソンをするには暑いくらいの天気でした。
タンクトップ型のウエアで参加しましたので暑さ対策はできたのですが、次の日以降日焼けで苦しむことになり、レース中に加えレース後も大変でした。。
レース中はこまめな水分補給と、早めのエイド補給に努めました。
足を攣らないように下記のエイドでも紹介しますが、
Meitanミネラルタブレットも用意しました。20km過ぎと30kmで接種したおかげで足の攣りはありませんでした。
持参したエイド
マラソンは42.195kmでランナーにもよりますが、2時間半~6時間走り続けますので相当のエネルギーを消費します。2000~3000kcalは消費します。
コース紹介にも記載した通り水やスポーツドリンクやエイドと言われるバナナや雨などの食べ物も提供されますが、食べ物が食べられない方や自分で栄養を補充するため、私は以下のヤノスポーツさんがだされている完走セットと保険としてアミノバイタルを携帯しながら走りました。
上述した通り、暑さの中のレースでしたので、完走セットに入っているMeitanミネラルタブレットが役に立ちました。
受付
会場につき、受付にてTシャツなどをいただきました。
大会最寄り駅路線の人身事故によりスタートが1時間遅れ
大会当日、梅田について大会最寄り駅の守口駅がある谷町線に乗り換えようとしたところ梅田改札で人身事故のため運転休止とのこと。。
慌てて御堂筋線の淀屋橋から京阪線の守口駅に向かう迂回ルートにて大会会場に向かいました。前日になにかあるかもと思い、迂回ルートも検索しておいて良かったです。
時間の余裕もあり、焦ることなく会場に向かうことができました。
ただ、大会会場に到着したところ、人身事故の影響で参加者が遅れている可能性もあり、すべてのレースの開始時間が1時間後ろにずれるということが発生しました。
ですので、マラソンは9時40分スタートが10時40分に変更となり、より暑さとの戦いとなりました。
レース内容
上記のように、自身事故による迂回ルートで会場に向かい、さらにスタート時間が1時間遅れるという不足の事態がおきつつ、無事スタート地点に立てました。
スタートはBウェーブからスタートしました。
申込時に申告タイムによりウェーブが決められます。私はサブ4を目指していましたので3時間59分で申告したところウェーブBからのスタートとなりました。
写真の通りスタートからすぐの地点でグロスとネットで20秒のみの誤差となりました。
詳細なラップについては、Apple Watchで計測していたのですが、ゴール直後にバッテリーが切れてデータを取得できることができず、記録できていません。
ただ、5分10秒前後のラップをスタートからゴールまでイーブンペースで押して行けました。
ハーフまでは早めのゼリー摂取もしたおかげで比較的余裕のある状態でいけました。
ただ、ハーフを過ぎてからエイドを摂取してもエネルギーの枯渇感と、25kmと35km過ぎにある山は、淀川大堰(よどがわおおぜき)のアップダウンで精神的なキツさはありました。
また、河川沿いということもあり景色が大きく変わるわけではありませんので、その点も気持ち的にキツさがありました。
ただ、後半も持参したエイドを事前の予定通りに接種し、エイド地点で水分をとり、ストレッチを数秒した程度のストップでしたので、大きな失速はしませんでした。
そのお陰で目標だったサブ4を大きく超えて、3時間38分台でゴールすることができました。
最後ゴール手前では高橋尚子さんが待っていてくださって、ハイタッチしてゴールすることができました。
【後日談】
Apple Watchのバッテリー持ちではフルマラソンは対応できないと悟り、このあと参加した大阪マラソンに向けてGPSウォッチで有名なGermin(ガーミン)のForerunner 255を購入しました。
最新モデルのForerunner 265が今は出ていますが、255はまだAmazonで購入でき、265よりも安価に購入することができます。255から265への主なアップデートは、モニターがLEDでより明るく、画面もタッチ画面対応になったことですので、明るさも気にせず、画面がタッチ画面非対応でもいいという方は255をおすすめします。
フィニッシャータオル
ゴール後はお水とフィニッシャータオルをいただきました。
大阪・淀川市民マラソンの文字と、スポンサーの賃貸受託のロゴがプリントされていました。
総評
大阪・淀川市民マラソンの大会レポートをしてきました。
失礼ながら神戸マラソンのスライド参加となったのですが、市民による大会で、高橋尚子さんと近くでお会いすることができ、ゴール時にはハイタッチもできるという大きな大会にはない、アットホームな大会でとても楽しい大会でした。
やはり、高橋尚子さんはオリンピックで金メダルを取られるだけあり、現役を退かれたあとでも舞台に立たたれるだけでもオーラがあり、応援のお声がけをいただいたらとても元気をいただけました。
お陰で目標も達成でき、また来年もっと良い記録をだせるように、また参加したいと思いました。
Doktor Nakano