マラソン・ランニング 大会レポート

【大会レポート】大阪マラソン2024

2024年3月13日

Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。

2024年2月25日に開催されました大阪マラソン2024に参加しましたので、大会レポートになります。

公認記録大会としては2023年11月に参加しました第25回大阪・淀川市民マラソン以来の3回目の大会参加となります。

結果

まず結果をずばり見ていきます。

  • ネットタイム:3時間51分05秒
  • グロスタイム:3時間55分11秒

となりまして、見事サブ4を達成しましたが、自分の目標であったサブ3.5は達成できず、悔しいレースとなりました。

順位は特に気にしていないですが、第2ウェーブからの出走者の中では280位でした。

以下が記録証になります。

 

大阪マラソンとは

引用:大阪マラソンHP

今年で第12回となった大阪マラソンは大阪城をスタート・ゴールとして大阪の街を、3万4000人のランナーが走る日本でも東京マラソンに次ぐ最大級の都市型マラソンです。

World Athletics(ワールドアスレチックス:WA)認定のラベルレースとなっています。

市民ランナーも参加可能ですが、エリートランナーにとっては、ジャパンマラソンチャンピョンシリーズ兼マラソングランドチャンピョンファイナルチャレンジ(男子)であり、パリ2024オリンピック競技大会の日本代表選手選考競技大会でもありました。

ですので、例年にもまして注目された大会だったと思います。

引用:大阪マラソンHP

競技種目

競技種目は以下の3種で、年齢、制限時間と定員は以下のとおりです。

  1. フルマラソン(男女、制限時間:7時間(競技終了時刻:16:15)、定員:3,4000人)
  2. 車椅子マラソン(男女別16歳以上、制限時間:2時間10分(競技終了時刻:11:15)、定員:30人)
  3. チャレンジマラソン(7.2km、制限時間:1時間20分(競技終了時刻:11:05)、2,000人)

市民アスリートやチャリティーランナーなどの一部の方は先着順となっていますが、原則定員を超えた場合は抽選となっています。

今回抽選に当選したのですが、知り合いの方は全員抽選に当選していたので、もしかしましたら定員を少しわっていたのかもしれません。

引用:大阪マラソンHP

 

大会ゲスト

スタート地点には、大阪お笑い芸人(海原やすよ・ともこさん、ザ・プラン9ゴエさん、スマイルあど)やスタート台にはアンミカさんもおられました。

スタートライン手前でランナーを送りだしておられた海原やすよ・ともこさんとの自撮り写真をとっていただきました。

 

エントリー期間

2024年大阪マラソンでは開催日とエントリー開始日がなかなか発表されずSNSでも東京マラソンとどれだけ近づくのかなど心配の声もあがりましたが、以下の日程でした。

一般ランナー:2023年9月26日(火)10:00 〜 10月15日(日)17:00

RUNNETから申込みとなります。

 

前述のとおり、定員を超えた場合は抽選となります。2024年大阪マラソンも抽選だったと思われます。

市民アスリートやチャリティーランナーは日程は少しことなっておりました。

詳しくは大会HPをご覧いただければと思います。

大阪マラソンHP

 

参加費

参加費は以下の通りとなっています。

  • フルマラソン:17,000円(国外ランナー:19,000円)
  • チャレンジラン:6,000円(国外ランナー:7,000円)

参加費に加えて、1口500円のチャリティ募金を最低2口(合計1,000円)必要となります。

ですので参加費のみで合計18,000円となりました。

費用
エントリー代(フルマラソン) 17,000円
チャリティー募金 1,000円
参加費合計 18,000円

その他受付時のインテックス大阪までの交通費や大会当日の交通費などがかかります。

詳しくは大会HPをご覧いただければと思います。

大阪マラソンHP

 

コースの特徴

今年は昨年からコースが変更になりました。

大阪城西側の大阪府庁前をスタートします。

そこから、

天満橋筋→天神橋筋→御堂筋の淀屋橋→難波→みなと通り(大阪ドーム)→なにわ筋→千日前通→松屋町筋→勝山通→今里筋→大阪城

を通るコースです。

大きな変更点は①折り返し地点が昨年5箇所から3箇所に減ったこと、②昨年は30km前後に二回大きな坂があったのが、今年は31km付近下寺町の約20mの高低差一箇所のみとなりました。

【2024年のコース】

引用:大阪マラソンHP

下図は2024年コースの高低図です。

前述の通り31km付近の千日前通で400mにわたって高低差約20mの坂と35km手前で20mの降り坂がありますが、その他はほぼフラットで比較的タイムが出やすいコースと思われます。

【コース高低図】

引用:大阪マラソンHP

 

参考までに2023年のコースも載せておきます。

前述の通り、2024年と見比べますと、2024では折り返しが減り、高低差もなくなっているのがわかります。

【2023年のコース】

引用:大阪マラソンHP

 

コース上救護所

救護施設は7km以降に2~3kmごと設置されていて、ケガや急な体調の変化があっても対応いただける体制になっています。

地点(km) 場所
7 大阪市役所
12 ホーザン(株)駐車場
14 松島公園(北)・松島少年広場
16 大阪府立市岡高等学校
18 松島公園(南)・松島野球場
22 浪速南公園集会所
24 松通公園
26 南開公園
28 OCATビル前
30 愛染公園
33 大阪国際交流センター
35 消防職生野分室(消防用地)
37 中川西公園
39 中浜下水処理場

※消炎鎮痛剤スプレーは救護所には準備されていないです。

引用:大阪マラソンHP

コース上のトイレ配置

コース上のトイレについては以下のように約1.5kmごとに設置されています。

急にトイレに行きたくなってもすぐに行くことができます。

地点距離(km) コースに対する位置
1 0.5
2 1.8
3 3.4
4 6.2
5 9.0
6 10.6
7 11.9
8 13.6
9 14.4
10 16.4
11 17.2
12 18.7
13 21.0
14 22.7
15 23.9
16 25.7
17 26.5
18 27.9
19 29.5
20 30.5
21 31.5
22 33.0
23 35.1
24 36.6
25 38.2
26 39.5
27 40.9

引用:大阪マラソンHP

給水・給食配置(エイド)

エイドについては、5.6km以降から約2.5kmごとに設置されています。

32.8km地点ではたこ焼き、37.6km地点ではお好み焼きなど大阪らしい食事が提供されます。

後半の辛いとき食事がもらえるのはファンランにとっては楽しいと思います。

くれぐれも食べ過ぎには注意ですが。笑

地点(km) アクエリアス ジュース 給食
5.6
7.8
10.0
12.8 コカ・コーラ/糀甘酒
15.3
18.0 バナナ、飴、tomato-ume、たこバティエ、スポーツようかん
20.4
22.6 ソースせんべい、ミニクロワッサン、tomato-ume, 大阪花ラング、ええもんちぃ、塩分チャージタブレッツ
25.3 コカ・コーラ/糀甘酒
27.6 バナナ、飴、ブラックサンダー、ANDO_、ふくふくふ
31.1
32.8 まいどエイド(たこ焼きなど27品目)
35.8 コカ・コーラ/糀甘酒
37.6 ソースせんべい、ミニクロワッサン、お好み焼せんべえ、大阪華かりん、ウメパワプラス
40.8 コカ・コーラ/糀甘酒

引用:大阪マラソンHP

大会受付

受付についても記録しておこうと思います。

 

受付日程・手続き・必要書類

大阪マラソンの大会受付(ビブスの受け渡しや参加Tシャツの配布)は以下の日程で行われました。

2月23日(金・祝)・24日(土)11:00~19:30

受付会場:インテックス大阪2号館

※大会当日の受付は一切行われません。

※時間を過ぎての受付はいかなる理由でも受け付けてもらえません。

 

事前に「大阪マラソン2024ランナー受付のご案内」のメールがとどきまして、以下のようなQCコードを確認しておきます。当日スマートフォンの画面で見せるか、プリントしたQCコードを見せる必要があります。

【参加者認証コード イメージ図】

QCコードに加えて、身分証明が必要になります。

1つのみで証明できる書類と2つ必要とする書類は以下となります。

1つの書類のみで確認できる証明書 2つの書類(A+B)を必要とする証明書
個人カード(マイナンバーカード)・運転免許証・運転経歴証明書・パスポート・住民基本台帳カード(写真付き)・特別永住者証明書・在留カード・身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳 A 法人が発行した証明書(社員証等)・学生証・クレジットカード・タスポ
B 健康保険証・介護保険証・国民年金手帳・住民台帳カード・通知カード(写真無し)・住民票

詳しくは大阪マラソンHPのランナー受付ページを参照ください。

大阪マラソンHPランナー受付のご案内(受付前準備)

受付当日

遠方の方は前日の2月24日に来ると予想し、混雑を避けるため2月23日に受付を行いました。

30分くらい前につきましたが、下の写真のようにすでに長蛇の列ができていました。

スーツケースを持った海外参加ランナーの姿も多く見かけました。

11時丁度に会場が始まりましたが、混雑を避けるため一定の人数ごとに会場入りとなり、会場に入れたのは11時20分くらいになっていました。

会場入口には大阪マラソンの看板がたっていました。上の方にはスポンサーの提灯が飾ってありました。

入口付近ではお笑い芸人のゆりあんレトリバーさんがEXPOのオープンアクトを披露されていたようです。(会場に時間がかかり見ることができませんでした。。)

事前に確認したQCコードと身分証明証を受付の方に提示し、そのあとビブス・計測チップ受取とテロ・不正参加防止のためのセキュリティバンドをつけてもらいます。

セキュリティバンドは申込時のチャリティー募金の使途ごとに色が分かれていました。

私は「教育を支える」をチャリティー募金の使途としましたので赤色でした。

【セキュリティバンドの説明】

引用:大阪マラソン2024パンフレット

 

このセキュリティバンドは一度付けると取れないようにクリップ式の留具で留められます。

当日まで外してしまうと参加できなくなりますので注意が必要です。

渡しの場合前々日に受付しましたので丸2日間付けておりましたので、左右どちらに付けるか決めておいたほうがいいかもしれません。

私は何も考えず左に付けていただきましたが、よく考えるとランニングウォッチも付ける側だったと思ったのですが、結果的に問題なくランニングウォッチを付けることができました。

そのあと、大阪マラソンのTシャツももらいました。

Tシャツは大会スポンサーのミズノのTシャツで普段のランニングに使えるサラサラ素材です。

表にはレインボーカラーのストラップが縫い付けられていました。

【大会Tシャツ】

Tシャツは大会当日には着ず大切にとっています。

受付会場は大阪マラソンのEXPOも行われており、以下のようなコースマップやエイド紹介マップ、ラッピングカーなどの展示がありました。

【コースマップ】

【エイド紹介マップ】

【ラッピングカー】ランナーやご家族が思い思いの文字や絵を書いていました。

【参加者名簿】

写真は撮りませんでしたが、その他に大会スポンサーのミズノのブースで新作のシューズ(ミズノ ウェーブリベリオンプロ2、フラッシュ2、ソニック2、ウェーブライダー27の大阪マラソンに向けての新色)の販売や試履会、そのほかスポーツ点や栄養補給剤の会社などのブースがあったり、イベント会場やキッチンカーなども出店しておりお祭りとなっていました。

 

大会当日

大会当日はあいにくの雨でした。。さらに気温も最高8℃と市民ランナーにとっては厳しいレース条件となりました。

会場入り〜スタートブロック地点への移動

雨のため、知り合いの方との待ち合わせもあり、大阪城公園に7時半頃に着くように早めに行きました。

男性は太陽の広場に設置されたテント内で着替えと荷物預かりを済ませてスタート地点に向かいます。

荷物預かりから、Eブロックのスタート地点までは徒歩で約30分とのことでスタート時刻9:30の1時間以上早くスタートブロックに向かいました。

引用:大阪マラソンHP

結果的にはスムースにスタートブロックまでつき、1時間以上待つ間にスタートブロック内でアップを行いあとはひたすらスタートまで待ちとなりました。

【スタートブロックで待っているランナーの皆様】

あとから聞いた話ですが、当日は雨と寒さのためスタートギリギリまでテントで雨宿りする方も多かったとのことで、遅くスタートブロックに向かった方はマップの通り荷物預け地点から各スタートブロックまで行列ができ、30分以上かかったとききました。

ですので、雨の場合でもレインコートや寒さ対策をして、焦らないように早めに向かっておいて良かったと思いました。

 

トイレ

大きな大会ではスタート前にトイレに長蛇の列ができることがよくあります。

今回3万人以上が参加する大阪マラソンですので、まずトイレ対策として1週間前からコーヒー絶ちを行いました。少しでも尿意を起こさないため体からカフェインをできる限りなくせるようにしました。

結果的には大阪マラソンでは着替え場所の太陽の広場から、スタートブロックに向かうまでに多くの仮説トイレが設置されており、並ぶことはほとんどありませんでした。

早めに会場に向かい、スタートブロックについたということもありましたので、スタート直前に向かった方がトイレに並ばれたかは知らないのですが、結果的には良かったです。

ただ、コーヒーを1週間飲まない対策をしたにもかかわらず、当日の寒さのためかスタート前まで2~3回はトイレに行きました。

さらに、スタートブロックが閉鎖されてからもトイレに行きたくなり、スタートラインを超えた直後の1つ目のトイレに行くことにもなり、カフェイン抜き対策はまったく意味がなかったと思いました。

 

ランニングアイテム紹介

メインのシューズ、ウエア、その他のアイテムを紹介します。

ランニングシューズ・ウエア

以下のランニングアイテムを使用しました。

  • シューズ:ナイキ ペガサス 40
  • ウエア:アンダーアーマー コールドギア長袖
  • ウエア:ルルレモン (lululemon) Fast and Free Road to Trail ショートスリーブ
  • パンツ:ルルレモン (lululemon) Pace Breaker インナー付きショーツ
  • ソックス:ファイテン 足王 5本指
  • ランニングキャップ:楽天市場で購入

シューズ

キペガサ 40を使用しました。

HokaのBondi 8も検討したのですが重くて断念し、2023年11月に参加した大阪・市民マラソンでも使用してサブ4を達成したペガサス 40を今回も履くことにしました。

42.195km走り切る安心感の観点と、大阪・市民マラソンから自分がどれだけ成長しているかもしるため同じシューズを使用して測ろうと思い、ペガサス40を選択しました。

ペガサス 40のレビューや耐久性レビュー記事も参考にしていただければと思います。

こちらもCHECK

【シューズレビュー】Nike PEGASUS 40

Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。 2023年4月に発売されて、遅らせながら2023年10月に購入したNIkeのPEGASUS 40(ペガサス40)のシューズレビューをし ...

続きを見る

大阪・市民マラソンの大会レポートも公開していますのでチェックしてみてください。

こちらもCHECK

【大会レポート】第25回(2023年) 大阪・淀川市民マラソン フルマラソン

Doktor Nakano (@DoktorNakano)です。 2023年11月5日に開催されました第25回(2023年)大阪・淀川市民マラソンに参加しましたので、大会レポートになります。 公認記録 ...

続きを見る

 

ランニングウエア

ソックスは厚手でサポートがあるファイテンの足王にしました。

足の指の皮の水ぶくれを避けるため、私は五本指が好みです。

 

ランニングキャップは普段のランニングで使用している、楽天市場で購入した安くて深めキャップを使いました。

 

サングラス

当日は雨予報だったのですが、集中するため野球をしていたときから愛用しているオークリーのサングラスを持っていきましたが、結局帽子の上にかけたまま使用せずでした。。

 

ランニングアイテムその他

今回の大阪マラソンでは雨予報で最高気温が8℃という厳しい天気でしたので、雨と寒さ対策のため以下のアイテムも事前に用意しました。

  • レインコート
  • ワセリン
  • 防水スプレー

レインコートは言わずもですが、着替えてからスタートブロックに向かう、待つまで活躍したことと、スタート直後も脱がずに着たまままたは雨が少し止んだときは腰に巻いて最後まで身につけていました。

ワセリンは足や首などの露出するところに塗り、寒さ対策の保護膜として、さらに雨はじきのために塗りました。効果はどこまであったかは不明ですが、精神的に安心しました。

最後に防水スプレーは前日にシューズとランニングキャップに防水処理のために使用しました。これは効果があり、レース中はほとんど雨は降り続けていたましたが、シューズもランニングキャップも雨を弾いてくれて、靴下が濡れることはなく、髪の毛もビシャビシャにならず不快感はなく完走できました。

 

計測チップ取り付け

大阪マラソンでは、タイム計測は下記のような計測チップをシューズに取り付けて行います。

計測チップは前日・前々日の受付時にビブスとともに受け取ります。

計測チップには大阪万博の公式キャラクターのミャクミャクと大阪マラソンのロゴがオモテウラにプリントされていました。

またタイムを記録できるようになっていました。

引用:大阪マラソン2024パンフレット

上記の説明のとおりに計測チップをねじりっこでシューズに止めます。私はミャクミャクの面を表にして、左足のシューズにつけました。

結果的には大阪マラソンのロゴ側にはビブス番号と大阪マラソンの日付のシールが貼られていたのですが、擦れて剥がれてしまいましたので、こちら側を表にしておけばよかったと思いました。

また、シューズにつける際は説明のとおりしっかりと付けて走っている最中にとれないようにします。

実際に大阪マラソンでは、エリートランナーの方の計測チップが取れて拾うということが発生しました。

 

エイド・エネルギージェル

今回は以下のエネルギージェルを使いました。

持参一覧

  • MAURTEN(モルテン)完走セット2
  • アミノバイタル パーフェクトエネルギー x 2
  • Meitanラブレット
  • アミノバイタル ゴールド(レース後用)

今回は淀川市民マラソンでのエネルギー切れ感を感じないようできればと思い、カーボローディングをするため、世界一のマラソンランナーのキプチョゲ選手もはじめ多くのプロランナーが愛用しているMAURTEN(モルテン)の完走セット2(カフェイン入りジェル入)を使うことにしました。

また、保険のためアミノバイタルのジェルとミネラルタブレット、レース後のリカバリーのためのアミノバイタルを持っていきました。

 

初めてのMAURTEN使用

今回使用したモルテンは少しその他のジェルとちがうので、記録しておきたい思います。

【MAURTEN完走セット2の内容】

  • DRINK MIX 320 × 2
  • GEL100 × 1
  • GEL100 CAF100 × 1

ます、使用方法は、DRINK MIX 320を500mlの水と混ぜ、溶けるまで十分に振ります。

通常は、DRINK MIX 320 を前日の昼過ぎから飲み始めて、前日に1袋分、レース当日の2時間前までに2袋目を飲み終えます。

ただ、今回私は初めてということで、説明書通り、2袋分のうち前日に700mL分を飲み、レース当日の2時間前までに残りの300mLを飲み終えました。

モルテンの宣伝どおり、レース中はハーフまで全くエネルギージェルを補給しなくても全くエネルギー不足にはならず、給水ポイントでは水のみで飲んでいました。

ただ、ハーフ過ぎてからは1つ目のGEL100をのみ、30km手前で2つ目のGEL100を飲みましたが、雨と寒さのせいもあり、疲れがでて、アミノバイタルのジェルを2本30km過ぎてからも接種しました。

1つ目のGEL100を飲んだときに誤ってカフェイン入を飲んでしまったのは少し予想外で、そのためか20km~30kmくらいはきつくなかったです。ただ、カフェインが切れや雨寒さによる疲れも30km以降きつくなりました。。

GEL100の色がカフェイン入は白色で識別できるようなってはいたのですが、レース中は集中力もなくなるため黒と白を間違ってしまいました。この点はカフェイン入は黄色や赤色などもっとわかりやすい色のパッケージだといいなと思いました。パッケージデザインの観点では白黒がいいとは思うのですが、モルテンさんでの検討を願います。

最終的には、持参エイドとエイドポイントでの各給食があったため、ミネラルタブレットとリカバリーのためのジェルは使用せずでした。

 

レース内容

冒頭の結果でお伝えした通り、サブ3.5は達成ならずでした。

ふりかってみます。

5kmラップ

ランナーズ・アイでの5kmごとのタイムは以下となりました。

1kmラップ

ガーミンで記録した1kmごとの細かいラップは以下になりました。

ラップ(km) ペース(分/km)
1 6:24(トイレストップ)
2 6:24
3 6:00
4 5:46
5 6:06
6 5:49
7 5:12
8 4:52
9 5:09
10 4:36
11 4:51
12 4:54
13 4:40
14 4:48
15 4:55
16 4:57
17 4:52
18 4:51
19 4:52
20 4:48
21 4:54
22 4:53
23 4:53
24 5:16(トイレストップ)
25 5:02
26 4:55
27 4:52
28 4:49
29 5:10
30 4:45
31 5:14
32 5:22
33 5:18
34 5:28
35 5:00
36 5:17
37 5:31
38 5:29
39 6:13
40 5:49
41 6:00
42 6:10
43 5:33
合計42.95km ガーミンでの合計タイム3:46:34※(平均ペース:5:17/km)

※ガーミンの設定で止まった時のストップ機能をONにしたままでしたので、後半ストレッチなどで完全に止まったときのタイムを換算していませんでしたので、公認記録とガーミンでの記録で5分ほどズレが出ています。

また、合計距離が42.95kmとなっているのはトイレ休憩のためのコースを外れての仮説トイレまでの移動距離も加算されているためとなり、700mほど余分に走っていました。

スタート〜5km

写真のとおり、スタートから大混雑でした。

前述の通りスタート前から何度もトイレにいったにもかかわらず、また行きたくなりスタート早々の500mでトイレストップ(数十秒ほど)をしました。

雨が降っていることもあり、すり抜けていくのは危ないため流れに任せながら進みました。

その結果ラップは6km程度となりました。結果的に、1kmラップを見ていただくと分かる通り、6kmの天神橋筋付近まで全く自分の想定ペース(4:50/km)を出すことができず、最初の5kmの時点で想定より7~8分余分にかかってしまいまいました。

この区間に早いランナーが、ランナーをかき分けて走ったり、中央分離帯に登って走ったりと危ない走りをしている方を多く見ました。対向車線は自動車が走っているコースもありましたので、自分のペースで走れないストレスはわかりますが残念でした。

 

5~10km

6kmくらいまでは混雑が解消されず、御堂筋に入った7kmくらいから、道も広くなり混雑も解消されました。

ちょうど雨も止み、ここで一気にペースを上げて、4:50~5分/kmで走ることができました。

 

10~20km

10km~20kmの区間ではラップの通り、目標の4:50/km前後でずっと押していくことができました。

この区間は大阪ドームへ向かい折り返すコースで、高速道路の下を幹線道路が通っているため道も広くこの頃にはランナーもだいぶバラけていましたので、想定のスピードで走ることができました。

また、モルテンの効果のためか全くエネルギー補充をせず水のみ給水ポイントでとり、タイムロスもほとんどありませんでした。

 

20~30km

ハーフあたりで、モルテンのゲルを補給しました。

ただ、前述の通りここでカフェイン入りのジェルを間違って補充してしまいました。これがどのように後半に影響したかは不明ですが、補給をしたという点では想定通りのタイミングで補給ができました。

24km地点でトイレ休憩によるタイムロスがありつつもこの区間でも概ね4:55/kmで走ることができました。

この区間にちょうど同じくらいのペースで走る方がいましたので、その方をペーサーとさせていただきついていくことでハーフを過ぎての疲れを抑えることができました。

 

30~35km

20k代の千日前通りを走っている中、坂を見ながら30kmの折り返しへ向かい、32kmあたりで千日前とおりの坂がやってきます。

さすがにスピードはおちたのですが歩くことなく坂を上がって下ることができました。

ただ、30km過ぎての疲れと坂の影響でペースは一気に5:30/kmほどになりペースダウンとなりました。

30km手前でモルテンのジェルの2つめをとりつつも寒さと雨で足に疲労がたまり、ペースをあげることができませんでした。

35km~ゴール

35km過ぎの大池橋を左に曲がってからの今里筋の約5kmの直線にて一気に足の疲労を感じ始め3回ほど足が止まってしまいました。何度かストレッチをしながら走りつつもペースは6分/kmまでさらに落ちてしまいました。

この間にアミノバイタルのジェル2つを補給しつつもペースはあげられませんでした。

ゴール1km手前の環状線の高架下の小さな下り坂と登坂にメンタルをおられつつもなんとか40km以降はゴールまで歩くことなくなんとかゴールすことができました。

サブ4をなんとか達成するという結果で、目標であったサブ3.5は残念ながら達成できませんでした。

ただ、初めての大阪マラソンをケガや大きなトラブルがなく完走できたのは良かったです。

【フィニッシュ地点手前】

【フィニッシュ後】

35km以降は辛かったのですが、フィニッシュ後は着替えるまで非常に寒くそれが一番つらかったです。完走メダルやフィニッシャータオルや記念品をもらって少し休んでから、すぐに荷物を受け取り、荷物預かり所のすぐ近くのテントで着替えました。

結果を振り返ると、スタートから7kmくらいまでの混雑による想定通過タイムから8~9分の遅れがすべてだったのかなと思います。

また、混雑によりペースが上下することで体力を使ってしまい後半失速してしまいました。大きな大会ですので混雑は想定しつつも予想以上であったことと、まだまだ自分にはサブ3.5をする実力は伴っていないということだと感じました。

 

完走記念品

完走後は完走メダル・フィニッシャータオル・食べ物をいただきました。

完走メダル

完走後にいただいたフィニッシャーメダルです。

片側にはコースマップ、もう片側には大阪マラソンのロゴと大阪城が掘られていました。

フィニッシャータオル

チャリティーリストバンドの色とおなじ七色の虹と大阪城がプリントされたフィニッシャータオルをいただきました。

食べ物

こちらが完走した際にもらったものと、書く補給所でもらったエイドです。

完走後は

  • アクエリアス 500mL 1本
  • カップラーメン1つ
  • そら豆1つ

をいただきました。

その他に写真に写っている食べ物はエイド地点で頂いてポケットに入れて持って帰ってきた者たちになります。

 

総評

初めて参加した大阪マラソン2024の大会を振りかえってきました。

やはり日本で最大級の大会だけあり、雨にもかかわらず、沿道には多くの方が応援してくださっており、かつ大阪の活気がある雰囲気で感覚としてはあっという間だったなと感じました。

残念ながら目標だったサブ3.5は達成できなかったのですが、来年もまた参加したいと思いましたし、第1ウェーブからスタートできるようにタイムを伸ばせるように一年トレーニングして行きたいと思います。

大阪マラソンに参加された皆様お疲れ様でした。

また、今年の大阪マラソンでは国学院大学の平林選手が初マラソン&学生マラソン日本記録で優勝というとんでもない記録が出た大会でもありましたので、そのような大会の同じコースを走れたことはとても良かったです。

Doktor Nakano(@DoktorNakano)

Sponsored Link

  • この記事を書いた人

Doktor Nakano

島根県産まれ。 東大大学院で博士号を取得。スウェーデン・アメリカへ研究留学後、製薬企業にて開発業務に従事中。 東大大学院入学・ビジネス・本レビュー・ランニング・マラソンを中心に情報を発信しています。マラソンPB:3時間38分33秒(ネットタイム、2023大坂・淀川市民マラソン)

-マラソン・ランニング, 大会レポート