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【コンサル未経験からの転職活動体験記】IQVIAソリューションズジャパン

2020年12月30日

この記事を書いた人

Doktor NakanoDoktor Nakano

成蹊大学から東京大学大学院農学生命科学研究科へ進学。

同研究科博士後期まで進学し博士号取得(農学博士)。

ポスドクとして海外留学後、日本に帰国しバイオベンチャーにて再生医薬品開発に従事中。

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Doktor Nakanoのプロフィール

ご質問がある方は、ツイッター@DoktorNakanoまたはこちらよりお問い合わせください。

注意

本記事は、私Doktror Nakanoの経験と独自に調べた内容となっておりますことご了承ください。誤情報がないように注意は払っておりますが、万が一記載内容から皆様が不利益を被られましも一切の責任は負えませんこと重ねてご了承ください。

読者の皆様の全てのケースに当てはまる内容ではないため、各位の状況に応じまして情報を調べて頂けますと幸いです。

こんな方におすすめ

  • コンサルティングファームに転職を考えている方
  • コンサルティングファーム未経験の方
  • IQVIAソリューションズジャパンを希望している方
実際にIQVIAソリューションズジャパン株式会社の面接を体験したDoktor Nakanoの体験談をご紹介します。
Doktor Nakano

コンサルに転職したいと思った理由(コンサル志望理由)

まず、「そもそもどうしてコンサルに転職したかったのか?」そこからご紹介していきたいと思います。

面接に必ず聞かれる質問です。この記事を読んでいる方はコンサル転職を考えているまたは現在転職活動中という方もいらっしゃるかと思います。

参考までに面接時に用意していた私のコンサルの志望理由をご紹介します。

コンサル志望理由

様々な企業が持っている素晴らしい製品やサービスを経営判断のミスで結果として世の中の出ない、役にたたない物になってしまうことを避けるために、コンサルタントとして冷静に、正確に、企業の経営されている方々に提言して行きたいと考えたたため。また、コンサルタントの仕事を通して、日本の社会(教育、社会保障、ワークライフバランスなど)を抜本的に変革したいと感じたため。

この志望理由は、今働いしてる会社で感じたことをもとに考えた理由になります。

その他直感的にコンサルになってみたいなと思った理由も列記しますと。

コンサル志望理由

  • 英語を活かしたい。
  • 海外で働けるチャンスがある。
  • 優秀な人が集まる。
  • コンサルを経験することでキャリアで泊がつくと思ったから。
  • 単純にビッグファームなら格好いいから。
  • ドラマのように洗練されたオフィスで働いてみたい。

となります。

一部、面接では話せない正直で恥ずかしい理由もあります。

キッカケとしては、博士研究員としてスウェーデンでの海外留学を経験して、日本に一度帰って来たときに、英語を活かせてまた海外にいける仕事ができないかと考えたときにコンサルという仕事を知りました。

そのときにたまたまマッキンゼー・アンド・カンパニーの博士卒見込みや博士卒の人限定の説明会があることを知り参加しました。

六本木の東京オフィスに行ってその時の説明会に出られていたパートナーの方の話し方、立ち振舞、来ているスーツ全てに印象を受け、今振り返ると、単純に「格好いいな」というのが直感的にコンサルになってみたいなと思った根本の理由かもしれません。

その方は偶然にも、私と同じ東大大学院博士課程卒、同じスウェーデンに留学後、コンサル転職という共通点もあり、非常に共感を得たのもあります。

このような志望理由をキッカケに、いわゆる総合系、戦略系など様々なコンサルティングファームに転職したいと思いました。

 

IQVIAソリューションズジャパンとは?

出典:IQVIA HP

IQVIA(旧:アイ・エム・エス・ジャパン株式会社)はいわゆる専門コンサルティングファームで、ヘルスケアに特化しています。

市場データ・コンサルティング&サービス・マネイジメントコンサルティング・コネクテッドヘルスケア・テクノロジーソリューションなどを扱っています。

 

IQVIAサービシーズジャパン株式会社(旧:クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社)というCRO・CSO事業をは使っている会社もグループに存在します。

 

利用したエージェント

私が利用した転職エージェントは、ムービン・ストラテジック・キャリア(Movin' Strategic Career)です。

参照:ムービン

【コンサル転職 エージェント】などとGoogle検索していくと、コンサル転職経験談の多くでオススメされている転職エージェントです。

コンサルティングファームに特化したエージェントであり、ムービンの代表がBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)出身ということもあり、コンサルの中でも戦略系エージェントへの転職支援を強みとしています。

もちろん、総合系コンサルティングファーム出身のコンサルタントもいるので、総合系も含めてコンサルティングファームへの転職全般に非常に強みがあります。

その他スタートアップやベンチャー企業のハイクラス案件も扱っています。

 

具体的なサポートは以下のようなものでした。

  • 担当コンサルタントの人と面談・ケース面接対策
  • 過去の各コンサルティングファームでのケース面接問題内容閲覧
  • 過去の転職活動した人の転職活動記録閲覧

などとなっており、コンサルティングファーム転職の第一人者だけあり、面接の内容など情報が非常に多くあります。

転職エージェントはだいたい無料ですが、ムービンもすべて無料で転職支援・コンサルティングを行ってくれます。

 

その他、コンサルティングファームへの転職の際に登録をおすすめする転職エージェントです。

オススメの転職エージェント

  • AXISコンサルティング:アクセンチュアやBIG4希望者は要登録
  • JACリクルートメント:外資系転職に強いエージェント。コンサル専門部署がある。
  • リクルートエージェント:転職最大手エージェント。コンサル専門部署がある。
  • コンコード:元ムービンコンサルタントが創業。戦略系コンサルティングファームに強み。

私は、ムービンのみしか利用しなかったのですが、コンサルティングファームの種類によってエージェントの強みが変わって来たり、ケース面接対策などのサポートや情報量も違いますので、転職の際には登録を行ってエージェントと話だけでもしていくのはオススメだと思います。

もちろん登録や相談は無料です。

 

選考の流れ

今回のIQVIAの選考の流れは以下のようになっていました。

IQVIAの選考

  • 書類選考
  • 2回の面接(別日)

 

書類選考

エージェントにレビューしていただきながら、作成した履歴書と職務経歴書をエージェントを介して提出しました。

そのお陰もあり、書類選考は無事通過しました。

記事の冒頭では自己紹介はしておりますが、私の学歴や経歴を詳しく知りたい方は自己紹介ページをご覧ください。

ちなみに、応募時の私の年齢は34歳でした。

参考Doktor Nakanoのプロフィール

初めまして。 Doktor Nakano(@DoktorNakano)と申します。 ここでは、わたしDoktor Nakanoのプロフィールをご紹介していきたいと思います。 記事に関するご質問・インタ ...

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その他、ベイン、BCG、アーサー・D・リトル、A.T.カーニー、PwC、KPMGなどのコンサルで、書類選考は通過できていますので、私の履歴書や職務経歴書をご覧になりたい方はツイッター@DoktorNakanoまたはこちらからご連絡いただければ共有可能です。

また、IQVIAソリューションズではSPAやCAG、玉手箱などの筆記試験はありませんでした。

 

面接(ケース面接)

最終までいったかわからないのですが、私の場合は面接は2回経験しました。

私が関西圏にいたこともあり、面接は2回ともSkypeでのウェブ面接でした(面接官の顔はみれない状態)。

 

一次面接(ビヘイビア面接)

所要時間:1時間

担当面接官は、マネージャーの方でした。

面接で質問された内容と逆にこちらから質問した内容になります。

  •  職務経歴に関する質問。
    • どのような研究をしてきたか?
    • 研究の意義は?
    • どうして会社に転職したか?
  • どうしてコンサルティング会社を志望したか?
  • コンサルティング会社で何をしたいか?
  • 逆質問
    • どのような案件を行っているか?(A: 営業・マーケティング、組織戦略)
    • プロジェクト運営は?(A: チームを組む。各コンサルタントの要望を聞ける会社である。)
    • 海外チームとのコラボは?(A:全体の4割が海外チームとのコラボ。最近は西海岸との連携が多い。メール・電話会議が主)

ケース問題もなく淡々と質疑応答を繰り返していただけで、手応えもなかったのですが、1次面接は通過して2次面接に進みました。

二次面接(ケース+ビヘイビア面接)

所要時間:40分程度

面接担当官:1次面接と同じ方

  • 面接官より、IQVIAのコンサルティング業務内容の説明
  • 経歴説明
  • 経歴を踏まえて、IQVIAで出せる価値
  • 研究経歴を素人にも分かりやすく説明
  • コンサルティング会社に転職しようと思ったキッカケ
  • ケース面接
    • 【課題】クライアントは中国のスポーツメーカーのCEOで日本市場にグローブを売りたい。日本のグローブ市場規模を推定してほしい。
    • *課題は、私の趣味を聞かれて、野球・ランニング・読書と答えましたところそこから出題されました。
  • 逆質問

以上のように、2回行われました。

ケース面接は、ある程度推定は行えたとは思いますが、面接官の方の顔もないため手応え感はありませんでした。

 

選考結果

結果は2次面接で「不採用」でした。

翌日にエージェントを介して連絡がきました。

結果の通知はとても早かったです。

とくに不採用の理由などフィードバックはありませんでした。

 

まとめ

ヘルスケア専門ファームの1つであるIQVIAソリューションズのコンサル選考の体験談をご紹介してきました。

私のコンサル転職は、結局どこからも採用されないまま終了という形となっています。

ただ、私の体験を通じて、コンサル転職を考えている方や現在転職活動されている方々の参考やお役にたてば幸いです。

 

他のコンサルティングファームの体験記も公開していますので、一緒にご参考ください。

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島根県産まれ。 東大大学院で博士号を取得。スウェーデン・アメリカへ研究留学後、製薬企業にて開発業務に従事中。 東大大学院入学・ビジネス・本レビュー・ランニング・マラソンを中心に情報を発信しています。マラソンPB:3時間38分33秒(ネットタイム、2023大坂・淀川市民マラソン)

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